日本版401K
確定拠出型へ
投信の起爆剤といわれ、投信市場のさらなる飛躍の可能性が年金マネーの流入です。そのきっかけとなる日本版401Kは動き出しています。これは確定拠出型年金制度と呼ばれるもので、アメリカの内国歳入法401条K項から、そう呼ばれています。
ここで、これまで日本で採用されてきた確定給付型年金生制度との違いを検証してみましょう。確定給付型は、あらかじめ給付金が決まっているものです。これに対して確定拠出型で決まっているのは、拠出する掛け金です。
日本版401Kの導入
給付の決まっている確定給付型は、確かに老後の設計が立てやすい制度でしたが、少子高齢化を迎えて国民年金では高齢者を支える現役世代の未加入が目立ち、給付の3分の1を税金でまかなっているのが実情です。
厚生年金も同様で、超低金利の影響から運用実績が低下し、積立金不足だ出てきています。確定給付である以上、不足分は企業が負担しなければならず、1000億円以上を負担している大企業もあります。
そこで企業年金について、掛け金の決まった確定拠出型年金を導入し、資産運用のリスクは加入者が、給付額は資産運用の成績次第にしようというのが日本版401Kの導入です。それはつまり、好むと好まざるとに関わらず、老後の面倒は自分で見る時代がやってくるということです。
また、資産運用の手段として注目されるのが、プロが運用する投資信託です。今では確定拠出型が主流となったアメリカでは、好景気を背景に年金マネーも高い運用実績を上げています。その成功を支えているのが、投資信託であると言うこともできます。