小口の資金を集めてプロが運用
受益者と委託者
株式投資や債券の購入とは異なり、投資信託は多くの人から小口のお金を集め、これを基金(ファンド)としてプロが運用するものです。運用は株や債券、派生商品などですが、まったく知識のない人でも株や債券などに投資できるばかりか、わずかな資金でプロを雇えます。
投資信託と一言でいっても、ファンドとなる商品が5000種類以上と豊富なのも投資信託の特徴です。これら全てに通じる事は不可能ですが、資金の目的やライフスタイルにあったファンドは必ずあるといっていいでしょう。
投資家は最適と思われるファンドを購入し、プロの運用実績に応じて分配金を受け取るというのが基本的なシステムです。この場合、購入者である投資家を受益者といいます。
受益者は銀行、生損保、証券会社など販売会社を通じ、商品を購入することができます。販売会社はこの資金の運用を、プロである投資信託会社に任せます。受益者に対し、投資信託会社は委託者と呼ばれます。
実際に運用を管理するのは受託者と呼ばれる信託銀行で、投資信託会社の指示に従い、証券市場で売買を繰り返すのです。
ファンドマネージャー
実際の運用は、ファンドマネージャーと呼ばれる運用のプロが担当します。大切な資産を運用するファンドマネージャーの存在は重要で、その実績は購入のときの大きな判断材料にもなります。
また、日本でも欧米で主流の会社型投信も認められました。投資家が投資会社の株主となり、投資会社から直接、商品を購入できるシステムです。このように、選択肢も広がってきています。