様々なリスク
価格変動リスク
リスクのなかで最も一般的なのが、価格変動リスクです。株式を中心に運用する株式投信の場合、分散投資によりなるべくリスクを回避しているため、株式投資ほどではないにしろ、株価の値動きに影響を受けています。
そしてこの値動きが大きければ大きいほど、価格変動リスクも大きくなり、大きな儲けを期待できる一方で、大きな損失を生じる恐れもあります。
例えば値動きが大きいとされる店頭株を中心に組み込み、運用する投信商品があります。店頭株の値動きが激しいのは、新興企業の場合、成長性には目を見張るものが少なくありませんが、反面、経営基盤が弱いといった共通点があるからです。
そのために株価が大きく変動する特性があり、高いリターンが期待できる反面、リスクも高くなってしまいます。
価格変動リスクは、主に株式や為替ですが、債券もまたその対象になっていることも頭に入れておいて下さい。株式投信と比較して、公社債投信はリスクが低く、安全性が高い商品ですが、絶対に安全とは言い切れないところもあります。
なぜなら債券は、金利変動と大きく関係しており、一般に金利が上がれば債券の価格は上昇します。仮に額面100万円で、利率5%の日本の国債に投資したとしましょう。その後、金利が下がって利率2%の国債が発行されたとします。
すると、既に発行されている利率5%の国債は毎年、金利が3万円多いわけですから、市場では高く取引され、価格が上がります。金利が上がればその逆で、これが金利変動による価格変動リスクです。