様々なリスク(2)
信用リスク
信用リスクは、デフォルトリスクとも呼ばれ、特に債券の発行先の信用によって決まるものです。公社債や企業の発行する社債は、国や地方公共団体の財政悪化や、企業の業績悪化、倒産、破綻により、事前に決められた方法で償還金や利息が支払われない場合があります。
こういう信用不安のある債券は、投資する側としては当然、高い利率が要求されることになります。つまり信用リスクが高いためで、満期になって約束どおりに支払われれば、元本に加えて高い利息が戻ってくることになります。
要するに、それだけ高いリターンが期待できるということです。国債などの公社債も同じく、政情が不安定な国であればあるほど、その信用リスクは高くなります。
リターンに大きな影響を与える
投資信託は日本にいながら、少ない資金で世界市場に投資できる金融商品でもあります。そのために、毎日変化する為替レートは為替リスクとなって、リターンに大きな影響を及ぼしています。
仮に1ドル120円で、外国の株式を100ドル購入し、株価が全く変動せず、1ドルが100円へと円高になったとしましょう。この場合、外貨建てで投資していると、100ドルは変わらないものの、円に換算すると1万2000円が1万円へと資産価値が減ってしまいます。
逆に1ドルが120円から150円へと円安に推移すれば、今度は1万2000円が1万5000円に、資産価値を増やすことになります。
投資信託には、この為替リスクを想定したものと、回避するタイプのものがあります。自己責任が必要な時代ですので、外国の株式、債券に投資するファンドの場合は、確認しておきたいところです。