投信の長期運用
投資信託のメリット
投資信託のメリットは、自分に代わって運用のプロが分散投資するために安全性を確保しつつ高いリターンが期待できることや、不特定多数に販売するために株式投資とは異なり、少ない資金で始められるということも大きなメリットです。
もうひとつ投資信託で忘れてはいけないメリットが、長期運用に適した金融商品であるということです。投信市場は、日本経済研究センターの試算では、2020年までには700兆円規模に達するということです。
しかし、現時点で多くの投信会社が抱える問題は、市場の拡大と比例して短期の解約が増大してしまうことです。例えば、株価に大きな影響を受ける株式投信は、株価が上がるたびに解約を求める人も多いようです。
ですが、毎日、変動を見せる株価ですが、長期的なスタンスで見ると、少しずつですが、右肩上がりというケースも少なくありません。1987年10月に起きたNY市場のブラックマンデーはその最たる例で、一時的に23%下落したものの、その後は右肩上がりで推移しています。
リスクの回避
リスクが大きいとされる株式投信ですが、このように長期運用によりリスクを回避しています。これが年金マネーの受け皿となった理由であり、日本でも今後、同じような傾向が見られることでしょう。
実際、欧米では主流の会社型投信も認められるなど、年金マネーの受け入れ体制も少しずつ、整備されつつあります。今後はアメリカのように5年以上運用するのが常識となってくると思われます。