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ローリスク・ハイリターンは有り得ない
プロが運用する投信信託は、なるべくリスクを抑え、大きなリターンを得られるよう考えられています。ですが、これまで見てきたようにリスクが予想通りの結果にならない可能性がある以上は、リスクが大きくなればリターンも大きくなる関係にあります。
ですから、投信商品を扱う営業マンからローリスク・ハイリターンという言葉が出てくることもあるでしょうが、損得の振り幅である小さなリスクで大きなリターンを得る事は論理的には考えられません。
自己責任の時代ですから、営業マンの言葉を信じ、知らなかったでは済まされない時代であることを自覚すべきでしょう。
リスク・リターンのバランス
現在、このリスク・リターンのバランスはRR1からRR5までに分類されます。これは投信信託の資料として販売会社に交付が義務付けられている目論見書に、必ず表示されています。これらを簡単に説明すると、
RR1――――安定した利回りを求める安定重視型
RR2――――特に公社債を中心に運用し、利回りの向上を目指す利回り追求型
RR3――――公社債と株式を組み合わせ、値上がり益・利回り追求型
RR4――――株式投信による値上がり益追求型
RR5――――値動きの激しい株式や債券、さらにデリバティブと呼ばれる派生商品に投資する、積極値上がり益追及型
ですが、これはあくまでも目安で、個々の商品のレベルについては各投信会社が独自基準によって決定しています。自己責任で購入するため、なるべく似たような数社の商品を比較検討してみるといった努力も求められます。