パンフレット・新聞広告の読み方
自己責任の時代
投資信託は利回りを保証する金融商品ではありませんから、パンフレットや新聞広告には高利回りと表示されることは許されていません。特に新聞広告には魅力的な数字が踊っていますが、この数字の下には必ず小さな文字で「将来の運用成績を保証するものではありません」などと記載されています。
予想分配率の表示が認められたMMFや中国ファンドであっても、元本割れを起こす可能性はあります。自己責任の時代ですから、ある程度知識は必要となります。
パンフレットや広告のチェック
まずパンフレットや広告では、運用対象や募集の期間と申し込みの最低単位、さらにオープン型かユニット型かは、最低限、確認しておきたいところです。また申し込み、解約の手数料についても、ちゃんと納得したうえで買うことが大切です。
なかには公社債投信のように解約すると1万円に対し100円、すなわち1% の手数料を取る商品もあり、預貯金並みの金利しか得られない場合もあるからです。
株式市場から大きな影響を受ける株式投信はもとより、安全、確実とされる中国ファンドや公社債投信であっても、投信会社によって運用実績が大きく異なります。
そこでパンフレットや新聞広告は、複数の投信会社の似たような商品を比べて、その運用実績を検討するのもいいでしょう。
会社に預けるという考え方の強い日本と比較して、投信先進国のアメリカでは誰に預けるかのほうが大切です。日本でもファンドマネージャーの顔写真入りの広告が出るようになりましたが、その流れは今後も強くなると考えられます。