日本のMMF
オープン型公社債投信の一種
日本のMMFは、アメリカのMMFをモデルにして92年に現れました。法人の利用が多く残高は増減しますが、投信のなかでは最大の20兆円の規模に達しています。オープン型公社債投信の一種で、譲渡性預金など、短期の金融商品や残存期間の短くなった公社債を中心に運用します。
毎日決算して、分配金は運用実績により、毎月末に自動的に一括して再投資されます。申し込み日の正午までに払い込まれたものは、当日の分配金がつきます。利回りは、各社の運用実績によって変化しますが、普通預金よりは有利と言えます。
運用各社の1週間の実績分配額と年換算平均利回りは、毎週火曜日の日本経済新聞に一覧表となって掲載されています。
普通預金と同じく便利な商品
申し込み単位は1円以上で、通常1万円から買うことができます。購入後1ヶ月を過ぎると、いつでも手数料なしで解約できるなど、普通預金と同じような便利な商品です。換金は500万円以内で、各社が定める金額まで申し込み当日にキャッシュで引き出すことができます。
しかし、この限度を超える金額は、翌営業日となります。分配金の税金は、利益に対し預金と同じ源泉分離課税20%です。
銀行の窓口で投資信託が販売されるようになってから、個人の購入する投信のうち最も多いのが、MMFとなっています。金額的には法人の購入額のほうが大きいのですが、普通預金より利回りがいいため、余裕資金などを短期で利用しています。