MRF(証券総合口座)
オープン型の公社債投信
MRFは、ビッグバンの目玉商品として97年に登場しました。証券会社の普通預金口座と呼ばれるオープン型の公社債投信です。基本的に、国内外の格付けの高い公社債、コマーシャルペーパーを中心に運用され、できる限りの安定性が図られています。
購入日か翌営業日からキャッシングでき、毎日決算を行い、運用実績に応じて分配を行い、1ヶ月まとめて再投資されるのもMMFと同様です。さらに取引証券会社はもちろんのこと、銀行や郵便局のATMも利用でき、クレジットカード、積立プラン、給与振込や公共料金の引き落としもできるようになっています。
MMFとは違って、30日間のクローズド期間がなく、当日から解約できます。また、MMFではペナルティとして信託財産留保金を支払わなくてはいけませんが、MRFでは支払う必要はありません。
今後の課題
ただ、思うように残高が増えていないのも事実です。というのも元本が保証されない投資信託に給与を振り込むのはふさわしくないというのが労働省の見解です。また、クレジットカードの決済も含めて、まだまだ銀行の普通預金以上のメリットをアピールできず、今後、普通預金にどれだけ追いつくかが課題となります。
いずれにしろ、今後、資産運用に投資信託がより身近になることだけは確かです。それだけに、株式や投信を含むファンドを購入する買いつけ代金のプールができるMRFは、これからもっと重要になっていくと考えられます。