財形貯蓄とミリオン
財形貯蓄
給料からの天引により、最も手軽に始められる投資信託が、財形貯蓄やミリオンです。月々、一定額を購入することで長期的な資産の形成を目的にしています。
財形貯蓄には一般財形と住宅財形、年金財形があります。これには住宅取得や教育資金のために有利な融資が受けられるメリットがあり、住宅財形、年金財形は550万円までならば非課税という税制上の特典もあります。
いくつも種類がありますが、どれも公社債による運用が中心で、株式の組み入れは最高でも50%までです。そのため、株式投信ほど経済環境に影響されることなく、安定した運用ができるファンドに設計されています。
ミリオン
1000円から購入できる財形貯蓄に対して、ミリオンは5000円からの購入です。財形貯蓄のような税制上の特典はありませんが、こちらも購入のときの手数料はいりません。
ミリオンには株式の制限を設けずに日経平均株価、国内株価指数と連動したインデックスタイプ、株式の組み入れは50%以内にとどめ、公社債を中心に安定性を考慮したボンドバランスタイプの2種類があります。
これらのファンドが長期の資産形成に向いているのは、給料からの天引のために知らぬ間に資産が形成されていると同時に、ドルコスト平均法と呼ばれる方法の長所が生かされているからです。
長期にわたって一定額で証券を買い続けると、価格が高い時には購入証券が少なく、逆に価格が低い時には購入証券が多くなります。
一定数の証券を買うのではなく、一定額で証券を買うということです。結果として、平均取得価格が割安となり、その分、分配金が高くなります。