中期国債ファンドと長期国債ファンド
中国ファンドはオープン型
国債は国が発行する債券で、償還期間によって長期と中期に分かれています。長期国債は証券取引所に上場され、毎日、大口の機関投資家の間で売買されています。この長期国債の利回りが、国内の金利水準の重要な指標になっています。
一方、中期国債は発行してから償還までの期間が2~4年です。国債の発行が増えるにつれて大蔵省は国債の個人消化を拡大すべく、5年ものの中期割引国債に続いて2、3、4年の利付国債の発行に踏み切りました。
中期国債ファンドは、主に2年から4年の中期利付国債を重点的に組み込んだオープン型の公社債投信で、中国ファンドの名で親しまれています。株式は一切組み込まず、公社債を中心に運用されるため、利回りが安定し、1年もの定期預金より高いレベルにあります。
満期を迎えると額面で償還
当初は中期国債の組み入れ比率は50%以上という制約がありましたが、利回りをよくするために30%以上に緩和されています。オープン型なので、1円単位でいつでも購入でき、購入後30日過ぎれば手数料無しでいつでも換金できます。
原則として換金は要求した翌日となっていますが、要求当日でもできるようになっています。分配金はMMFと同じく、毎月末に再投資されます。
中国ファンドも公社債投信ですから、債券価格は金利の動向で額面より高くなったり安くなったりしますが、満期を迎えた時には額面で償還されます。ですから債券を取得した時の価格とその債券の利率により、満期まで所有した時にいくら儲かるかが推定できます。